Miscellaneous

ある家庭教師の独り言

震災とマスコミ

この震災で色々なことを考えさせられたが、いつもより多くテレビを見ていたこともあって、マスコミのひどさが改めて気になった。 もちろんマスコミの報道をきっかけに、支援が行き渡るようになったりと、役立つ報道があることは重々承知しているのだが、一部…

学校は、生徒が正しい勉強に向かうように仕向けよう

以前(10 11/24)の記事で、学校の定期テストでの出題割合が低いため、長文の勉強をしなかった生徒の話をしたが、それより前に、もっと驚くべき生徒に出会ったことがある。それは、単語の暗記をしないという生徒。その生徒は、やはり学校のテストでの出題割合…

小学校・英語必修化への期待

いよいよ4月。新学年の始まりだ。今年から小学校で、外国語(英語)活動が必修化される。実によいことだと思う。というより、導入が遅すぎたくらいだ。 小学校で英語を取り入れようという話が出て、かれこれ十数年経つのだが、当初は、小学校のうちは、国語…

私にとっての地震の日

3/11(金)の東北での地震、とりわけ、津波の想像を絶するほどの凄まじい威力に、衝撃を受けていたが、加えて、福島の原発の問題も深刻になってきている。避難所の状況も本当に厳しそうで、被災された皆様には、本当に心からお見舞い申し上げます。 次々と起…

京都大学・入試問題流出

京都大学の入試問題流出、本当に驚きだが、冷静に考えてみると、そうしたことを、やろうと思えば出来る技術は整ってしまったのだから、起こるべくして起こった事件だとも思う。 それにしても、疑問点が多い。なぜよりによって、京都大学という日本の最高峰の…

入試英語長文から学ぶ幸福論 その2

前回の記事(2/12)で触れた、最近目にした、幸福論と言える内容の入試とは、09年慶応大・法の問題。話しの中心は、幸福の定義というものが難しい中、社会が市民の幸福をどう実現するか、ということだったが、前回取り上げた入試の内容と同じように、「選択…

入試英語長文から学ぶ幸福論 その1

05年筑波大入試の英語長文問題に、選択肢が増えると幸福感は減る、といったことが書かれていた。物が色々選べる、つまり選択肢が多い豊かな社会では、多くの選択肢と比較検討できてしまうがゆえに、自分は最善の選択をしたのか、という疑問が常につきまとい…

力試しはすれど、力をつけさせない学校

極端な言い方ではあるが、タイトルの通り、英語の力試しはするのだが、力をつけさせない学校の例を耳にした。その学校は、根本的な実力をつけるための地道な作業をあまり重視せず、模試やその他の試験を多く受けさせるなど、実戦練習を重視しているとのこと…

センター試験が終わって・・・文法は!?

今年もセンター試験が終わった。受験生の皆さん、お疲れ様でした。今年は全国的に気象条件が悪く、一段と大変だったことでしょう。 今年のセンター試験は、昨年と比べ、総語数が増えたものの、若干易化したように思われる。が、総じて言えば、それほど大きな…

話せばわかる、意外な盲点

私の初回の授業は、無料体験授業という形で行なっている。生徒さんに、授業の良し悪しを判断してもらうとともに、私の方は、生徒の特徴、状況をきちんと把握し、今後どういう授業をしていけばよいかを探っていく。 ある体験授業でのこと、気になる出来事が。…

個性重視も、KYを気にする日本人!?

KY(空気が読めない)という言葉が出来て、どれくらい経ったろうか? 最近の子供(大人もか?)は、一段と周りの空気を読むことを気にしているようだ。 ゆとり教育が始まって幾年月。ゆとりと共に、個性重視も謳われたはずだが、さあ個性を出そうと言っても…

貧者の兵器とロボット兵器

NHKで、貧者の兵器とロボット兵器という番組を見た。 ハイテクのロボット兵器を使うアメリカと、自爆テロで生身の人さえ兵器として使う、アフガニスタンのテロ組織との、戦い方のギャップが描かれていた。 それによれば、もはやアメリカ人は、自国の安全な場…